アンティーク雑貨の店 エルム コム
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No.5.... 2006年春 フランスの旅 バスクと布編 2007.3記

 

「買い付けの合間をぬって、先日フランスのバスク地方に出かけました。 フレンチバスクの中心である、バイヨンヌ・ビアリッツ方面には、ロンドンから格安便の飛行機が出ているのですが、今回はキャンペーンということで、なんと片道1ポンド!まあ、手数料を含めると結局4000円近くなってしまうのですが、これはもう行くしかないと決めてしまいました。というわけで、これから数回は、以前から興味のあったバスクの布とショコラを求めるショートトリップのレポートをお届けします。 」

とここまで書いたのが1年近く前!あまりの遅筆に我ながら呆れますが、記憶を辿って記すとします。

「神は悪魔に罰としてバスク語を習えと命じた」 はるかな昔、友人からこの言葉を聞いて初めて「バスク」を知りました。バスク語は他言語から孤立しているため、世界一習得が困難で、「悪魔でさえバスク語を覚える罰をあたえられると神に許しを乞う」とも言われているそうです。

その独特の文化、言語、独立性...お菓子、とっても興味深いです。しかも、この地方は、おなじみのバスクシャツ(ボーダーTシャツ)とエスパドリーユ、 フランスにおける生ハムとショコラの発祥地なんだそうです。

 

その1 バイヨンヌ 


バイヨンヌはバスク地方の中心地。ロンドンから直行の飛行機で約1時間半で到着。 駅のそばのホテルに宿をとり、街に繰り出します。町並みはどことなくパリに似た建物と、バスク風の赤い梁と窓枠、白いしっくい壁のある建物がミックスした雰囲気です。

  

        ニーブ側に立ち並ぶ典型的なバスク建築

 

                      ショコラ カズナーブ

 

バスク博物館はとてもおすすめ。バスク地方の伝統的なカントリーアンティークの家具やキッチン用品、ファブリックなど堪能できます。

ヨーロッパにおけるショコラ発祥の地でもあるこの地には、街のあちこちにショコラ屋さんがあります。

「ショコラカズナーブ」は超有名老舗ですが、わりあい庶民的な雰囲気。店内にカフェもあり、シコラショーなど は、リモージュのカップで出てきます。かわいいバラ柄の食器は店内でも購入できます。

        無骨でシブイおじさん達が売買する、バイヨンヌの下町にある古物市。

   帰りはTGVにて一路パリへ。ボルドー経由で5時間ほど。

                      

 

その2 サンジャンドリュズ St-Jean-de Luz
 

サンジャンドリュズはバイヨンヌから列車で20分ほどの海辺の町。こじんまりとしていますが、夏はリゾートの町らしく、瀟洒な建物や洒落たお店もあります。


 


バスク布専門店「Maison Charles Larre」を訪れました。「Jean-Vier」や「ARTIGA」のものより 素朴で実用的なかんじの布がたくさん。

 

海辺でのんびりお昼寝。 プロムナードの粋な建物。

また、ここは「エスパドリーユ」の発祥の地で、スタンダードな形から、ウェッジソールなどの今はやりトレンディモデルなど、さまざまなデザインのエスパドリーユが売られています。底がウェッジソールで本体が革のブーツがとってもおしゃれでしたが、「札幌では履けないだろうなあ...」と断念。ブーツではなく、スエードのバレエシューズ型エスパドリーユを購入!

お店でもらうおまけやキーホルダーにもエスパドリーユ   サールへ向かうとってもバスクなバス

 

その3 サール Sare

限られた時間の中で、バスクの田舎風景も満喫したい!ということで、サンジャンドリュズからバスで30分ほどのサールという村を訪れました。

 

 


 

村の中心地には、典型的なバスクの町家屋、村から数十メートル歩くと、牧歌的風景が広がるのでした。

村にはバスク布を扱うお店や、名産物やガトーバスクを売る店がありました。

 

         カントリーな風景の中に、街のアンティーク屋さん。

 

      リネンはバスクリネン店で、ホーローのカップ&ソーサーはおみやげ屋さんで購入。(私物)

バスクのシンボル「ラウブル」。リネンや食器、キーホルダー、看板とにかくなんでもどこでも、「ラウブル」が発見できます。

 

今回は、海辺の町2つと村1つでした、いつか、内陸方面のぜひ訪れてみたいと思いました。

 

その4 バスクの布とetc.

バスクの布を知ったのは、なぜかマルセイユで、日本でもおなじみの布バック「」を購入した時でした。お店の人が、「これはバスクでつくっている布。この力強い色合いがバスク!というかんじよね」、と説明してくれたのです。パリでは、マレーにある「France ma douce 27, Rue du Bourg Tibourg 75004」やリュクサンブール公園近くの「Jean-Vier」で、バスク布を購入できますが、せっかくなので、本場で見てみようということになり、サンジャンドリュズの「Maison Charles Larre」や「Jean-Vier」を訪れました。アンティークでは、インディゴ染めのラインが印象的な布がありますが、「これはバスクでも現在はなかなか見つけるのが困難なのよー」とサンジャンドリュズのアンティーク布地屋さんの談。

バスクに興味を持たれたら、こちらがおすすめです。

ブログ: 当地在住のマテスク里佐さんの バスクの砂糖壷 http://blog.cafeglobe.com/basque/

バスク地方の生活やお料理、旅のお話が、写真とともにとても詳しく書かれています。

書籍: 「わたしとバスク長尾智子 さん バスク地方の旅とお料理 がいっぱい。温もりのある写真の数々がステキです。リネンについての詳しい説明も。

 

当ショップでも、バスクリネン(現行&アンティーク)扱っています。

赤、白、緑の典型的バスクカラーのメティスリネンや、インディゴ染のラインが印象的なダマスク織のリネンなど。  
textiles http://www.e-elm.com/textiles/textiles.htm

 

zakka http://www.e-elm.com/Zakka/zakka.htm
 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしとバスク
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