優美なコットンファブリック。カーテンかシーツなどに使用されていたと思われます。
レース部分は全体に細かなネットと凝った花柄の素晴らしいアップリケレースがふんだんに施され、裾はシェル型のアップリケレース。布帛は、ホワイトで
薄手シーツのような素材感でさらっとした手触り。両端は生地の耳、上部は切り離しになっています。白布部分には中央右端に小さなヨゴレ、左端レースの布帛部分に一箇所ごく小さな薄茶のヨゴレ、白布上部裏に2,3箇所のポツポツとしたヨゴレ、上部表にごくごく小さなヨゴレがありますが、それほど目立ちません。その他、下部のレースシェル部分のネットに3cmほどの破れのほか、小さな破れが2,3箇所、上部レースに3,4箇所ほどのネットの破れやレース布帛とネットの間の小さな、
ごく小さなレースのキレがありますが古いよい雰囲気を醸し出しています。
その他はよいコンディションです。とても繊細で雰囲気のある品です。1800年代。
フランス製。 |