くすんだ色合いの無漂白ホワイトのコットンリネンのホームスパンシーツ。たっぷりとボリューム感があり、中厚で目の詰まったしっかりとした織りですが、さらっとしてやわらかな手触りです。100年ほど前は、大きな幅の布を織ることができなかったため、中央で95cm幅の布が2枚手縫いで継ぎ合わされて
います。接ぎ縫いの一部に若干緩んだ箇所がありますが、全体にしっかり縫われています。端にそれぞれひとつずつ
、合計2個の「D」の大きなモノグラム刺繍が魅力的です。お洗濯を重ねて色合いがうすくなり、シャビーでよい雰囲気です。両端は生地の耳、上下は手縫いで端始末されています。片面中央にに7,8箇所の茶のスポッツ、もう片面の端に小さな数箇所の茶のスポッツのほか、1箇所程度の小さなホールがあります。手縫いで修復できる程度と思われます。その他はよいコンディションです。1800年代。
フランス製。 |